自律神経には緊張や活動状態の時に優位になる「交感神経」とリラックス時に優位になる「副交感神経」の2種類があります。
この2種類のバランスの乱れが様々な症状を引き起こします。
【1】
アトラスの炎症が延髄に波及し、そこから出ている副交感神経系である迷走神経の障害により、副交感神経の機能が低下し、それによる相対的交感神経機能亢進状態を自律神経の乱れとみています。
【2】
アトラスの炎症による視床への蓄積や強いストレス、持続的なストレスで視床が不安定になり、自律神経が乱れます。
これらにより、意識をしていないのに体を緊張させながら日常生活を送っている状態です。
リラックスできていないため徐々に体の不調が出てきます。
検査をしても異常なしと言われた、頭痛、めまい、動悸、不眠、冷え、情緒不安定、胃腸障害、光や音が苦手になったなどの自律神経?と思われる症状です。
外的なストレスを取り除くことも重要ですが、視床を安定させ、それに対抗する力をつけるのも治療の目的です。
どちらも原因は「首から上の流れの問題」つまり下位脳の問題と考えますので、その部分の治療により多くの症状の改善が期待されます。
治療内容は同じです。