遠絡療法西洋医学と東洋医学を融合させた独特の形であり、創始者・柯 尚志(こう しょうし)医師によって開発された新しい脳・脊髄など神経系にアプローチする施術法で、医師や治療師が学んでおります!

 

治療は血液・神経・リンパ・髄液など体内の流れ(ライフフロー)を正常に傾ける全身療法のため、痛み・しびれ・自律神経の乱れによる症状以外にも幅広く対応し、整形外科・婦人科・内科・神経科・心療内科など複数の症状を一度に診て治療していきます。

それは流れを遮る障害部位を治療し、体内の流れが良くなり、生命力(自然治癒力)が上昇すれば様々な不調も改善すると考えるためです。

 

よって、治療はシンプル

脳・脊髄のある中央部分の流れを整える!

基本はこれだけです。

 

しかし遠絡療法の考えは独特で馴染みもなく分かりにくいため、もう少し詳しく知ってから来院されたい方はこちらのページを参照してください。

結局のところ体内の流れをスムーズにし、元気な状態に近づけば健康に向かうとの考えなので、分かりやすく症状名などを出してはいますが、実際は個々の症状に焦点を充てることは少ないです。

遠絡療法では滞り、すなわち不調の原因を以下の5つに分類し、治療を行います。

 

  《遠絡療法では原因を次の5つに分類します》

① 上脳  → 脳出血や脳梗塞後の後遺症

② 下位脳  → 自律神経の乱れなど治りにくい症状

③ 脊髄   → 主に痛み

④ 脊髄神経 → ヘルニア、狭窄症などによるしびれ

⑤ 区域性  → 怪我の後に発症(CRPSなど)


皆さんの症状はどこが原因でしょうか?

殆どの方が②「下位脳」と③「脊髄」と考えます。

 

そして、一般的に言われる

頭痛、頭が重い、動悸、めまい、倦怠感、不眠、食欲不振、のぼせ、冷え、吐き気、胃もたれ、便秘、下痢、光や大きな音が苦手になった」

などの自律神経症状も、当院の遠絡療法では②下位脳(→首から上の流れの問題)と考えるため、治療のポイントはすべて同じです!


説明は ①→⑤→④→③→② の順となってます。

検査と問診で可能性の少ない①と⑤、そして④が省けるかどうか診ていきます。

殆どの原因が③と②です。


①上位脳

上位脳とは大脳を指します。

いわゆる脳梗塞や脳出血後の後遺症です。

出血や梗塞部位の反対側の手足の痛み・しびれ・麻痺による運動障害です。

障害部位によっては、手足だけではなく顔面部や体の側面のつっぱりや違和感が残ります。

 

上位脳の疾患は残念ながら症状がゼロになる可能性はかなり低いのですが、症状の軽減による生活力の向上を目指し治療を行います。


⑤区域性

これは主に怪我をきっかけに発生するCRPS(複合性局所疼痛症候群)という難治性の痛みのことを指します。

一般的に外傷の既往があり、初期は炎症初見があり、局部は腫れ、その後腫れが引くと黒ずんで細くなる。そして、その部分に触ると激痛が走るなどです。

 

この症状は治療により痛みが引いても、すぐに痛みが戻ることが多いです。

早期の戻りを繰り返しながら、治療を続けることで痛みの引いた時間が伸びていく傾向があります。


④脊髄神経

脊髄神経は背骨の間から出ている神経を指します。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などにより神経が圧迫されたことで発生した「しびれ」が中心です。

このしびれはあまり気にならない程度まで改善しても、完全に取り去ることが難しいしびれです。

 

しびれには②脊髄の炎症の膨張による痺れもありますが、こちらのしびれは画像には現れませんが消失する可能性の高いしびれです。ヘルニアでもしびれの出ない方がいますが、画像診断ではヘルニアでも脊髄の炎症が膨張したことによるしびれもあるので、その時は消失する可能性が高いです。手術しても改善しないのはこちら可能性が考えられます。

 

また帯状疱疹後神経痛(PHN)は脊髄神経が傷ついた事による激しい痛みと考えます。

こちらもCRPSのように、早期の戻りを繰り返しながら改善していく傾向があります。

 

さらに両側同時発生のしびれは、後述の下位脳症状(間脳蓄積症状)の場合もあります。

下半身の痛みやしびれは上図の流れのことが多いです。

よって裏側は進行した状態と考えます。

さらに裏側でも最初はお尻、そのあと太もも裏、ふくらはぎ、足首、足裏、そして足の指と下がれば下がるほど改善に時間を要します。

そこにしびれが加わると更に一段階悪化した状態とみます。

なるべく早期の治療をオススメします。


③脊髄

基本的に「痛み=脊髄」と考えます。

下位脳の状態が悪く脊髄の流れが悪くなった状態でのオーバーワーク、つまり活動・無理のしすぎによる脊髄の炎症圧迫で痛みが発生します。そこまで動いていなくても長時間の座位やデスクワーク、同じ姿勢での作業も脊髄の炎症圧迫につながります。

更にその姿勢不良がアトラスの炎症を引き起こし、下位脳症状から腹圧が弱まることでヘルニアなどにつながる可能性もあります。

※脊髄の状態は下位脳と関連しています。

そして遠絡ではどのライン上に痛みが出ているかで脊髄の障害部分を判定します。

 

【例】五十肩(肩関節痛)

ア)肩の前面➡胸の脊髄

イ)肩の外側➡腰の脊髄

ウ)肩の後ろ➡頚の脊髄

と治療部位が違います。

 

注目すべきは、肩の痛みの原因が腰の場合もあるということです。

肩を直接治療しても変化しないのは、ここが原因かもしれません。

さらに内臓疾患でもそれぞれに対応する脊髄の高さを治療します。

そして「頚⇔腰」「下位脳⇔骨盤」の対応関係より脊髄治療も一緒に行うことがほとんどのため、下位脳治療と脊髄治療は基本ワンセットと考えています。

 

≪脊髄・脊髄神経の流れの問題≫(一部)

手・足のしびれ 四十肩・五十肩 手根管症候群 かかと痛 足首痛 アキレス腱痛 膝痛 股関節・鼠径部痛 慢性腰痛 坐骨神経痛 頚椎・腰椎椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症 腕や肘の痛み 帯状疱疹後神経痛(PHN)

より具体的な対応症状 ➡こちら


     【五十肩(肩外側の痛み)】

腰髄の炎症・圧迫→ライフフローの滞り→肩の可動域制限・肩の外側の痛み

 

遠絡療法では怪我症状で無い場合、肩の症状なのに治療箇所は腰の神経です

慢性腰痛や肩の痛み(前外側)の他、かかと痛や膝の痛みなども治療箇所は同じと考えます



②下位脳

下位脳は大脳以外の脳、主に延髄・橋・間脳(視床・視床下部・脳下垂体)が中心です。

下位脳は、アトラスの炎症、不規則な生活習慣(夜型)、過度・長期のストレス、感情の乱れ、疲労、生活や職場・人間環境の変化、オーバーワーク(過労働)、姿勢不良、気象(低気圧・寒暖差)、ホルモンバランスの変化、虚弱体質や体質変化など様々な要因で頭の中が不安定となり、バランスが崩れます。

 

その結果、脳からの命令・伝達機能が悪くなり、体に様々な不調が起こります

 

アトラスというのは7個ある首の一番上に位置し、重い頭を支えながら生命活動を全身に伝える骨で、最も障害を受けやすい場所です。

 

アトラスの障害・炎症の原因は主に産道通過時の圧迫、重力・姿勢などによる首への負荷、事故や衝撃による頭や首への負荷、子供のころの高熱、ウイルスなどが考えられます。

 

以下は、アトラスの炎症やストレスによる下位脳障害の流れです。

 

≪下位脳障害の主な流れ≫

アトラスの炎症→延髄や橋への炎症波及

       →血液細胞や髄液の蓄積:間脳蓄積

ストレス   →視床・視床下部が不安定となる

 

このようにアトラスの炎症やストレスが根源となり、首から上の流れに問題が起こり、脳の働きに問題が起こります。

 

つまり脳が悪い。これは脳の血管がつまるとかではなく、脳からの命令・伝達機能が悪くなっているため、自然治癒力の低下、自律神経の乱れなど様々な障害や症状が発生すると考えます

そして遠絡医学では、治りにくい症状のほとんどが首から上の流れに問題が発生した結果(下位脳)と考えるため、治療のポイントは同じです。

つまり同時に治療を進行します


 

例えば

内臓不調、両側の首肩こり、吐き気、動悸、便秘などは延髄。

顔や舌の痛み、顔面神経麻痺、めまい、耳鳴り、ドライアイ、ドライマウスなどは橋。

怠さ、不眠、パニック障害などの精神的な問題、アレルギー、月経困難症、アトピーなどは間脳。

など障害部位を分けることはできますが、それらはすべて下位脳の障害となるので、仮に上記の症状がすべてあったとしても治療範囲はほぼ一緒のため同時に治療することが可能です。

 

下位脳の症状は両側に出る傾向があるので、手足の痛みやしびれが両側同時に発生した場合、それは下位脳症状の可能性があります。

 

また、最近問題となっている新型コロナウイルス感染後の不調(コロナ後遺症)も、ウイルスにより下位脳の働きが低下したことで発症した可能性があります。

 

≪下位脳症≫(一部)

自律神経失調症 冷え めまい 動悸 不眠 多汗 倦怠感 アレルギー アトピー性皮膚炎 頭痛 便秘 下痢 耳鳴り 味覚障害 認知症 嚥下障害 花粉症 内臓の不調 姿勢不良(猫背) パニック障害 躁うつ病 手・足の脱力感 高血糖 陰部痛 首肩の痛み・こり 顔面痛・麻痺 全身痛 ふるえ 小刻み歩行 月経困難症 更年期障害(ホットフラッシュ) 光や音が苦手になった パーキンソン症状 新型コロナ後遺症と思われる倦怠感などの症状など

より具体的な対応症状 ➡こちら


【例1】冷え性(触れると冷たい)

アトラスの炎症→延髄への炎症波及→迷走神経障害→副交感神経の機能低下→相対的交感神経亢進→血管収縮→手・足の冷え

 

よって治療はアトラスから上の流れの改善です


【例2】首肩の痛み・こり、上を向くのが辛い

アトラスの炎症→延髄への炎症波及→副神経障害→首肩の痛み・こり、後屈障害

 

よって治療はアトラスから上の流れの改善です


【例3】自律神経失調症

アトラスの炎症→血液細胞の蓄積→間脳(視床・視床下部)圧迫→睡眠障害、倦怠感、集中力低下、頭重感、目が重い、情緒不安定、更年期障害(ホットフラッシュ)など

 

よって治療はアトラスから上の流れの改善です



     《当院の特徴》

①脳脊髄にアプローチする神経系の治療

②体をリセットするセルフケアの指導・サポート

③症状が多数でも同時に治療をおこなえる

④症状が多数でも、施術料は定額

⑤県内初・唯一の遠絡統合医学認定治療師